もみほぐしの詭弁　マッサージじゃなくてもみほぐし？

「もみほぐし60分2980円！」

デカデカと書かれた看板を最近よく目にします。池田の自宅近くにも急速に増えてます。

先日も焼肉屋さんだったところがもみほぐし屋さんになりました。オーナーは焼肉の時と変わってないそうです(笑)

なぜ「もみほぐし」なのでしょうか「マッサージ」でいいのではないでしょうか？

実は理由があるのです。

マッサージをするにはマッサージ師の免許を取らなければいけないと法律で定められています。

世間一般ではあまり知られていませんが、マッサージ師を仕事にする場合は三年間学校に通って筋肉、骨格、一般的な病気等の勉強をして国家資格を取らなければいけません。

考えてみれば当然ですよね。人の体を触るのに最低限の勉強をする責任があります。

国家資格を取るのは最低限の義務です。

でも免許をいちいちとってたらお金がかかる。（学費は４００万から５００万円くらい）

勉強もしたくない。（マッサージの専門学校は意外と倍率が高く、三年後の国家試験もパスしなければいけません）

そもそもオーナーが素人だ。。。（施術者が免許を持っていることが一番大切ですが、保健所に登録するには免許を持った開設者が必要です）

だからマッサージと言わないのです。もみほぐしなんです。

保健所にも登録されていません。

「これはマッサージじゃなくてもみほぐしです。」

面白い考え方です

今日から誰でもできる「もみほぐし」

いくら詭弁を弄しても、違法です。。。１時間2000円でも高いです。

もっと真面目に勉強している誠意のある施術院に行くことをおすすめします。